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研究室紹介

河合研究室

河合研究室

研究分野・キーワード

(1)技術教育に関する研究:ものづくり学習支援,教材教具の分析・開発,技術科教育史研究
(2)木材加工に関する研究:切削・刃物・道具に関する研究

教授:
河合 康則 KAWAI Yasunori
場所:
地域教育文化学部1号館2F,221号室
研究室サイト:
旧 地域教育文化学部 生活環境科学コース
URL:http://kegaki.kj.yamagata-u.ac.jp/
研究室紹介:
 

(1)平成29年3月,幼稚園・小学校・中学校の新学習指導要領が公示されました。総則には,①生きて働く知識及び技能の修得,②未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成,③学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力,人間性等の涵養があげられています。「生きる力」を育む基本的な流れはこれまでと変わりはありませんが,急激な社会変化の中で,主体的・創造的に諸問題を解決できる力がより求められています。それは「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の学習・指導方法の変化として,求められています。

実習授業風景

実習授業風景

中学校や工業高校等の技術教育の実習・実験・課題研究は,まさしく実践的体験的な探究学習・アクティブ・ラーニングであり,実社会における技術的な諸問題を解決する問題解決能力を培う学習として定着しています。そして当研究室では,これまで多くの技術教育に関して,教育・研究の実践に取り組んでいます。

(2)木材加工の要素としては,主に素材となる「木材」,加工に用いる「工具」,それらを用いて有用なものをつくる「加工方法」があげられます。その中でも当研究室では,木材を切削する刃物,特に「平鉋」「ノミ」などの切削機構と摩耗形態・自己研摩特性の解析等について研究を行ってきました。また,手工具や電動工具の科学的根拠に基づく使用方法と指導方法について,創造的なものづくり実習を通して実践研究を行っています。

平鉋の裏金の働き

平鉋の裏金の働き

刃物の磨耗形態

刃物の磨耗形態

実習作品例

実習作品例

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